字游工房は、1989年(平成元年)に写研のタイプデザイナーであった故鈴木勉、鳥海修、片田啓一の三人で設立した会社で、游書体ライブラリーのブランド名で「游明朝体ファミリー」、「游ゴシック体ファミリー」、「游築見出し明朝体」など、主にベーシックな書体の開発を行っています。
一方で、大日本スクリーン製造、キヤノン、ダイナコムウェアなど、数多くの会社の書体も手がけています。
そのうちの、大日本スクリーン製造の「千都フォント」ブランドとして開発提供した「ヒラギノシリーズ」は、2000年にMac OS Xに6書体がバンドルされMacintoshの事実上の日本語標準フォントとなっています。